からだに馴染むものの大きさ |
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2008-09-27 Sat 22:56
皆さんは「身体尺」というものをご存じですか?
9月16日に,石野律子さんをお迎えして, ものづくり1年生にその身体尺の講義をしていただきました. ![]() 国が国際単位系のメートル法を採用して以来, 長さの単位として寸・尺・尋などの身体尺を日常的に使用するのは 建築などいくらかの限られた業界だけになってきました. ですが人間の体の部分の長さや幅を基本に作られた この身体尺は,身の回りのものを設計するにはとても便利です. 色んな単位の物差し群↓ ![]() コップや飲み物の瓶等は二寸五分(約7.5cm), ペットボトルのキャップの様に指でつまむものは一寸(約3cm), 両手で提げて運ぶ箱(茶箱,ビールケース)は一尺二寸(約36cm). 一尺二寸は「尺二寸」と略称されますが, 人の肩幅から両手の厚さを引いた長さです. 腕を広げず狭めず提げることが出来るため, 体への負担をなるべく減らして運搬作業が可能な 幅なんですね. ![]() 日本のお椀の直径は古今東西皆三.五寸(11cm弱). 尺貫法単位で眺めることで,ミリ単位の細かな誤差を 丸めてやると,統一された基準が見えてきます, 講義中に石野さんが,サンプルで持参していただいた櫛を並べるうち, どれも長さが手の平に納まる三寸らしいことに気付かれたり… 形は色々なのに長さは…!違う単位で測るだけで,身の回りのものの形に また違った意味を見出すことが出来るんですなー. この授業以来,お皿を挽くにもサイズを決めるとき「三寸」とか「四寸」とか 言っているものづくり1年生です(^^) さて,唯今ものづくり1年生は大忙し. 学内展示会の準備, 前期プレゼン, スツールデザインのプレゼンとバタバタで, この記事を書くのもすっかり遅れてしまいましたが, 展示会の様子は成田さんの写真の授業第二弾で撮った 素敵な写真が沢山ありますので,近々ご紹介します. 乞うご期待! (おのだ) 9/28:お碗・櫛の記述について追記・訂正しました. |
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形は色々なのに長さは…!